鳳凰ジェラート（黒にんにく＋卵黄）

近年、黒にんにくが体にとても良いことは世間的にも広く周知されてきておりますが、食べ方と言えば皮をむいてそのまま食べるという方々が一般的で、もちろんその食べ方で良いと私も思います。しかし、黒にんにくは味覚的にも優れており、お料理に使う事でバランスの良い食事を摂る事への補助となる事や、スウィーツの材料として役立てる事が出来るのではないかと、黒にんにくの秘めたる可能性を探るため、「黒にんにくを一粒使い、誰にでも食べられ、体に良く、美味しい」というとても贅沢なコンセプトの下、令和４年に誕生したのがプレミアムジェラート、名付けて「鳳凰ジェラート」でございます。

黒にんにくを一粒使いますと、流石に黒にんにくの個性が目立ちますが、この黒にんにくの個性と絶妙にマッチし、栄養も抜群で更に健康効果を高めてくれたのが「卵黄」でした。結果として、ジェラートの濃厚な味わいが向上し、カロリーも９０ｍｌ中に１０５ｋｃａｌとヘルシーなものに仕上がりました。

「鳳凰ジェラート」の主な材料は黒にんにくと卵黄で、言うなれば植物性たんぱく質の代表と動物性たんぱく質の代表によるマリアージュと言えるでしょう。黒にんにくは自社生産による「うまいのやにんにく」を、そのまま自社にて加工製造を行った「自家製黒にんにく」を使用、卵は綺麗な湧水が溢れるように湧き出す西藤平蔵地区のひかりがま農園にて育成された鶏が産んだ「越中名水赤卵」を使用、素材の主要な栄養成分をご紹介します。

■黒にんにくの栄養成分
黒にんにくの健康面で顕著な働きと言えばズバリ強力な抗酸化作用と言えるでしょう。
アンチエイジングや生活習慣病予防に効果的であると言われる、S―アリルシステインというアミノ酸やポリフェノールについては、下記のページで詳しく紹介しております。
こちらのページもご覧ください。
≫ 黒にんにくについて
≫ 命の素アミノ酸

■卵黄の栄養成分
数ある卵より厳選された「越中名水赤卵」、綺麗な湧水にて育成された鶏の卵は濃厚で、この卵が無ければ「鳳凰ジェラート」の完成はありませんでした。
卵はタンパク質が豊富な食材ではありますが、タンパク質の優良性を示す「アミノ酸スコア」が１００であることが知られております。
アミノ酸スコアとは、体内で合成することができない９種類のアミノ酸(必須アミノ酸)が身体の必要量に対してどのくらい含まれているのかを０～１００の数値で表したものです。アミノ酸スコアが最高点の卵は、アミノ酸バランスに優れた質の良いタンパク質を含んでいるという事です。

卵に含まれるリン脂質の一種に、レシチンと呼ばれる物質があります。レシチンとは、生体膜の主要構成成分であり、栄養素の代謝、薬物代謝、エネルギー代謝、ホルモンなどの代謝機能を促進し、栄養素をバランス良く取り入れたり、余っている栄養分や不要物質を排出したりします。脂溶性ビタミンA、E、Kの吸収を助けます。これらにより自律神経失調症、糖尿病、脂肪肝の改善に有用であり、美肌効果も期待できます。

さらに卵にはオレイン酸という脂肪酸も含まれており、レシチンやオレイン酸は悪玉コレステロールを低下させ、善玉コレステロールを増やしてくれる働きもあります。 卵黄の脂質には、リノール酸が含まれており、リノール酸は必須脂肪酸と呼ばれる人間の体内で生成する事の出来ない脂肪酸で、オメガ６系脂肪酸になります。血中コレステロールを上げにくくし、皮膚を生成する時に必要となります。

このように身体の老化防止と皮膚の生成を促す成分の組み合わせと、食べる事でしか補えない成分を多数補える事ができるこのジェラートを別名「不死鳥」と呼ばれる「鳳凰」と命名いたしました。

イチジク(不老長寿の果物)

イチジクは漢字で「無果花」と名付けられており、実の中に有るプツプツした部分は、実は花で、実に見える部分に中に花を咲かせます。
イチジクには、水溶性食物繊維のペクチンやカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルが豊富に含まれおり、女性ホルモンに似た働きをする植物性エストロゲン、たんぱく質を分解する酵素フィシン、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。
イチジクに含まれるミネラル成分は良い事ずくめで、ペクチンは便通を良くする働きがあり、血糖値の上昇を緩やかにし、糖尿病を予防する効果がある。

■アントシアニン
高い抗酸化作用が有り動脈硬化や老化の原因となる活性酸素を取り除いてくれる働きがある。

■フィシン
たんぱく質を分解する酵素で、肉料理の下準備で使うことで肉を柔らかくする効果や、焼き肉などを食べた後のデザートとしてイチジクを食べると、消化を助けてくれる効果が期待できる。

■カリウム
塩分を多く摂ると体内の塩分濃度を下げるために体が水分を多く取り込もうとし、結果的にむくみに繋がります。カリウムを摂ることで体内の塩分を排泄し、水分調整を行い、むくみを予防してくれる効果が期待できる。

■植物性エストロゲン
美肌効果が期待できる。

■鉄とカルシウム
あまり多くは含まれていませんが、鉄とカルシウムは貧血予防が期待できます。

さつまいも(整腸作用や美肌効果)

イモ類の中で最も食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整える効果や生活習慣病予防にも効果が期待できる野菜で、美肌に欠かせないビタミンCやB１・B２も豊富で女性にも嬉しい食材です。

昔から日本人に親しまれている食材で、多くの栄養成分を含有しており、その栄養効果をご紹介いたします。

■ビタミンC
コラーゲンの合成に関わるビタミンで、ストレスから体を守る働きをします。活性酸素を消去する抗酸化作用があり、動脈硬化の予防にも期待でき、皮膚のシミやしわを防ぎ、傷や炎症の治りを良くする効果もあります。

■ビタミンB１
糖質エネルギー代謝に関わっており、疲労回復を助けます。また脳と神経を正常に保つ働きもしています。

■ビタミンB２
脂質をエネルギーに変えて、皮膚の健康と体の成長を助ける効果があります。
さつまいも１００g中、実に不溶性食物繊維が１.８g、水溶性食物繊維が０.９g含まれており、不溶性食物繊維は腸の中で水分を吸い込んで膨らみ、腸を刺激することで、便通を促して便秘の解消に役立ち、更には有害物質を排出効果もあります。
水溶性食物繊維は、腸内環境を整える効果や、血糖値の急激な上昇を抑える効果、コレステロールの吸収を抑制する効果が期待でき、糖尿病や高血圧などの生活習慣病予防が期待できます。

■カルシウム
歯や骨を作るのに欠かせないミネラルで、体内にあるカルシウムの９９％は骨と歯に存在しおり、筋肉を動かすことや、精神の興奮を抑え安定させるなどの効果もあります。
カリウムは体の水分バランスを保ち、ナトリウムを排出して正常な血圧を保つ効果があり、高血圧予防に効果が期待できます。又、体内の余分な塩分を排出することから、むくみの解消にも効果があります。

■ヤラピン
さつまいもを切った時に出てくる白い液体をヤラピンといい、さつまいも特有の成分で、腸の働きを促進する効果や便を柔らかくする効果があります。皮に近い部分に含まれているので、皮ごと食べると効果的に摂取することができます。