にんにくが何故身体に良いのか？様々な要因がございますが、今回は運動することとアミノ酸の関係に注目してみようと思います。
運動で重要なアミノ酸としてBCAAと呼ばれているものがあります。
BCAAとは、必須アミノ酸のなかでバリン、ロイシン、イソロイシンの総称で、必須アミノ酸の中でも筋肉で使用される割合の高いアミノ酸です。
ランニングなどの持久力運動を行うと、体は糖質や脂肪、血液中のBCAAをエネルギー源としますが、それが無くなると自らの筋肉の材料となっているBCAAをエネルギー源として利用するために、筋肉を構成している筋タンパク質の分解を始めてしまいます。
この状態が続くと、筋肉は損傷し、筋力の低下を招いてしまうので、コンディションに影響が出てきて、トレーニングの効果が思うように得られなくなります。
自らの筋肉をBCAAエネルギーとして使用されないようにするためには、運動時に血液中のBCAAが不足しないようにしなければなりません。
運動前後の食事にて、にんにく、黒にんにくの摂取でBCAA補給はいかがでしょうか！
(食事でBCAAを摂る場合は、肉、魚、乳製品、大豆製品など、複数のタンパク質源を組み合わせて、万遍なく摂ることをオススメいたします)